節分と五つの節句
立春を過ぎたばかりですが、先週から今期最強の寒波で冬型の気圧配置が強まり、新潟県は大雪となっています。当社の所在地、新潟市も大雪に見舞われ、積雪81センチを観測して27年ぶりの大雪となりました。雪かき作業に追われて皆さん疲労困憊の様子です。
さて、今回は立春の前日に行われる「節分」についてのお話です。
節分のことを昔は「節別れ」といい、季節の分かれ目のことを言ったのだそうです。ですから、立春だけでなく、立夏、立秋、立冬の前日はすべて節分でした。ところが、現在は春の節分だけが行事として残っているのだそうです。
節分は、明日からはもう春(立春)という日に家の中の邪気(鬼や寒気)を払い福を迎える行事で、「鬼は外」と豆をまき、邪気を払って家より追い出します。また、節分には「来る新春もまめでありますように」との願いを込め福豆をたべるのだそうです。ちなみに年の数より一つ多く食べるのだそうで、昔は立春を迎えると一つ年をとると考えられていたからなのだとか・・・。
古くから伝わる行事や言い伝えには「なるほど」と感心させられます。
我が家も、この風習にならって、まねごとのように邪気を払い「とりあえずはやったぞ」と一つのイベント終了に満足しています。
昔から節分を含めて、ハレの日(めでたい日)を祝う日として五つの節句があります。節分を過ぎると雛祭り、端午の節句、七夕、重陽と同じ奇数の重なる節句が続きます。これらの節句は奇数の同じ数字が並ぶ月日となっています。これは、中国古来の陰陽説を基にした「重日思想」というものによるもので、偶数を「陰」、奇数を「陽」として、陽の数字が重なることはとてもおめでたいことと考えられ「お祝いの日」とされたのだそうです。
古くから日本では、ハレの日に旬の野菜や果物、花などを神仏に供え、日ごろの感謝の気持ちを表し、家族の健康を祈ってきました。こうした行事を行うという、日本人の心のあり方を大切にしたいものです。
(専門教育推進部.K)








