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夏の終わりに…

 今年の新潟はほとんど夏らしい暑さも無く、本当に涼しい夏でした。寝苦しい夜なんていうのも無縁でしたし、夏負けなどという状況もどこ吹く風。夏休みといううらやましい制度の恩恵が無くなって久しいオジサン族にとっては、至極過ごしやすい快適な夏であった訳ですが、それはそれで釈然としないのが人間というもの。「夏はどこへ行ってしまったんだ!」などと、やり場のない怒りのような感情さえ覚えてしまうのですから、勝手なものです。 ところが、そんな夏の終わりに、反省した(?)神様からのビッグなプレゼントが新潟県民にもたらされました。もちろん、第91回全国高校野球選手権大会における日本文理高校の大活躍です。

 何しろ、新潟と言えば、全国でも有数の“高校野球弱体県”でした。それが、本大会で県勢初のベスト4でも十分驚きだったのに、まさかの決勝進出。そして、最後は敗れたとはいえ、あの決勝戦9回二死からの奇跡の追い上げで、甲子園史に残るミラクルを日本全国に見せつけてくれたのです。当日は試合時間中、新潟市では街から人影が消え、家電量販店の店頭では1球ごとに歓声や悲鳴を上げる黒山の人だかりもそこここに出現したそうです。昨年まではテレビの報道などで見ていた他県の出来事。それが、まさか新潟で実現する日がやってくるとは…。

 ところで、日本文理に係る地方紙に載ったトピックを一つ。バッテリーを組んだ伊藤投手と若林捕手は揃って関川村の出身です。県北部の人口7000人ほどの小さな村で、少年野球団からのコンビでした。それも、「将来は絶対に甲子園で投げる」という夢を持っていた伊藤少年が、それまでは野球をやっていなかった若林少年の運動能力に目を付け「僕の球を受けてくれ」と、少年野球団に誘い込んだのが、バッテリー誕生のきっかけだったそうです。 

明確な目標を持ち、それに向かうステップを描き実行すれば、夢は必ず叶う。プロ野球のスター選手を夢見たイチロー少年しかり、ゴルフのマスターズを夢見た石川少年またしかり。関川村の少年バッテリーも、強い目的意識と努力とで夢を実現させ、最高の夏を演出したわけです。「夢を持ちづらい時代」といわれる現代社会。だからこそ、社会に巣立つ前の若者たちに夢と目的を持ち、充実した日々を過ごしてもらいたい。そんなコンセプトで開発された弊社・動機付けプログラムの必要性を、改めて実感した今日この頃。「実践行動学」は、来春に向けて、より効果的なプログラムに全面改訂進行中です。

最後は宣伝でまとめた商品開発部Kでした。

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